アイディアの問題報告

対象の内容

パケット労働市場の拡大

妻が大学教員なのですが、急に対面授業がオンラインになり、対応に追われていました。その中でも時間がかかっている作業が、GoogleFormで作ったテストの作成や、データのダウンロードと整形です。これらの作業は、比較的データの機密性が高いのに、作業としては単純で、付加価値が低いのが特徴です。また、RPAを導入するには例外が多く、Pythonで自動化ツールを作るにも工数がかなりかかるので、結局は人手でやるしかない状況です。 対面授業であれば、TAを雇って、学生のグループワークに助言するのに加えてプリント印刷や配布をお願いしていたところですが、上記のような作業はTAを雇って依頼するほどではなく、依頼先がない状態です。昔の大手企業であれば、この手の仕事は一般職の職員が担っていましたが、ここ20年で男女共同参画が進んで一般職という仕事がほぼなくなってしまいました。多くの企業できっと、データを整形したり右から左に流すだけといった生産的ではない仕事が、外だしできずに残っていると思います。 そこで期待したいのが、ごく短時間だけスポットで誰かの手を、リモートワークで借りるサービス(パケット労働市場とでも言いましょうか)の拡大です(既にそういう形態の仕事はありますが、あまり拡大していないと思います)。課題はいくつもありますが、特に大きいのが、いかに機密性を担保するかです。最初は派遣業界など、秘密保持契約のノウハウを持つ企業の知恵を借りることになるかもしれません。そうすると、人員も派遣業界と重なってくるかもしれません。 しかし、本命は、これまで労働力になってこなかった人達の参画です。社会全体で生産性を上げるためには、働く人の努力だけではもはや改善に限度がある状況であり、リモートワークで労働文化を見直す風潮が広まっている今だからこそ、効率のよくない仕事がどんどん外出しすることが推奨され、またそれにより新たな労働市場が生まれることを期待します。

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